一括借り上げ

使われていない土地の活用方法として、マンションやアパートの経営という手段があるのは皆さんご存知でしょうが、実際に建設に踏み切るのは勇気のいる事です。その理由は建設したはいいが空室が続いてしまいローンの返済が厳しくなるのではというリスクがあるからなのです。そこで有効な手段として一括借り上げという方法があります。一括借り上げというのは、オーナーの建設したマンションやアパートの部屋を不動産会社が全て借りてくれるというもので、サブリースという言われ方をするパターンもあります。メリットとしてはその名の通り一括借り上げである事から空室の出る期間がないため常に安定した家賃収入が得られる事が一番です。更に不動産会社が実際に部屋を借りる借り手との間に入ってくれるので、管理の手間も省けるのがメリットです。

一括借り上げの家賃収入は空室がある場合よりも安くなる

この様にメリットがかなり大きい一括借り上げの方法ですが、反対にデメリットとなる事もあるのでお話ししておきます。例えば元々の家賃が10万円の部屋が4部屋あるマンションだとして、3部屋借りられていれば家賃収入は月に30万円ある事になります。そしてもしも一括借り上げで1部屋8万円の契約を結んでいる場合は8万円×4部屋で32万円となり一括借り上げの方が収入は大きくなります。しかし元家賃が7万円の部屋が3部屋で21万円、そこを1部屋5万円で一括借り上げ契約している場合だと4部屋全ての分でも20万円なので、元家賃で空室が出ている状況の方が収入は大きい事になってしまうのです。何が言いたいかと言うと、つまり不動産会社と契約する時にはこういった不利な条件にならないかをしっかり確認しなくてはならないという事です。

一括借り上げの保証期間はそれぞれ違う

お話ししたように空室がある場合の方の収入が大きくなる可能性もある一括借り上げですが、管理の手間も省けるというのはまた別のメリットでもあります。オーナーとして直接借り手と契約を結ぶ場合、契約書のやり取りに始まり、何か部屋のどこかが壊れたりガスや水道などのトラブルが起きたりした時にも、出向いて対応しなくてはなりません。更に家賃が滞納されたりしたときにも直接請求に行くなど、面倒な役割が沢山あるものです。それに関して一括借り上げのシステムを利用していると、不動産会社が全て請け負ってくれるので自身の手間がかなり省けます。また借り手ともめる事無く様々な交渉などもできるので、そういった面でも一括借り上げにはメリットがあると言えます。大きな儲けよりも安定した収入を得るという為には、一括借り上げを利用するのも一つの方法です。